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双頭の悪魔
有栖川 有栖 著「双頭の悪魔」



学生アリスシリーズ、別名江神シリーズの三作目。

心の傷を抱え、四国山中の交流を絶った芸術家の村へ行ったまま戻らないマリア。連絡も途絶え心配した英都大学推理研の一行は、連れ戻すために、四国に乗り込む。
マリアの説得に成功したものの、唯一村と繋がっていた橋がてっぽう水で流されてしまう。
江神・マリアと、望月・織田・アリスに分かれてしまった英都大学推理研。その双方が殺人事件に巻き込まれ、各各の真相究明が始まる。

クローズド・サークルです。
江神シリーズはクローズドサークル縛りですね。

今回は、クローズドサークルが二つ。まったく別々のサークルだったはずなのに、知らないうちに大きなサークルに内蔵されているこの不安感はたまらなかった。

マリアの不安を見つめながら、進む江神の沈着な推理姿勢。
凸凹コンビとアリスのがむしゃらな体当たりの推理。
どちらも面白かったですが、やはり江神の静かに駒を進めていく推理がたまらないです。

恒例「江神犯人説」ですが、今回は前々回ほどは感じず。
前作まで、あまりに懐が深すぎて怖かった江神でしたが、人間ぽい側面を見て、ちょっと安心しました。
完璧ではなかった…!安心した…!

どちらかというと、火村はシャーロック、江神はポワロタイプだと思います。
火村は、人の気持ちは知っていても、犯行追求の手は止めず。
江神は、人の気持ちを量りながらも、推理の手は止めず。
やっぱり怖いな、江神次郎。

「双頭の悪魔」
タイトルから受けるイメージを随所に絡められ、読み応えがありました。

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【2006/01/01 10:41 】 | 有栖川作品 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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