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しゃばけ
畠中恵著「しゃばけ」

江戸時代を舞台にした妖怪推理小説。
体の弱い問屋の若主人が、周りの妖怪たちの手を借りて、巻き込まれた事件を解決する。
最後、自身の謎にも迫る。

若だんなに撫でてと、我も我もと寄って来る鳴家たちがたいそう好き。

妖怪が妖怪妖怪しておらず、どちらかといえば愛嬌のあるものばかり。妖しである、二人の手代も、行動・思考はもう人と同じ。強さも油断したら人に押し倒されたり、低俗妖怪にも押されたりってのは、ちょっといただけなかったが、病弱な若旦那が、犯人と(犯妖)と立ち向かうには、周りが強すぎては話にならないし、しょうがないかな、と。
犯人が、付喪神のなりそこないの執念というのは納得できるけども、そこまで出来たらもはやお前は妖怪だよ、胸をお張り、と言ってあげたかった。


内容は、暗くない。妖怪のおどろおどろしさは無い。
妖怪ものに多くあるじっとりと描かれる背景も無く、探偵ものに多い細かい描写もないせいか。さらりとテンポ良い会話がそう思わせるのか。
もしくは、妖怪を当然のもの、自分の友人という認識の主人公の視点が主だから、暗さがみえないのか。
主人公の視点で見たならば、異様な物はいなくなってしまうよ。人情物だよ。そうか人情物か。
妖怪推理小説と銘打たれていたので、少し違和感を覚えるようです。
妖怪は出ないが、確実に妖怪を感じさせる京極を読んだ後には薦めない。

ファンタジーノベルとの銘打ちならば納得。
続編の「ぬしさま」はどうなんでしょう。機会があれば読みたいと思います。
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【2005/06/10 18:03 】 | 小説感想 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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