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長い長い殺人
宮部 みゆき 著「長い長い殺人」



財布の視点で事件を進めていく作品。
多額の保険金をかけられた夫が殺された。犯人はその妻と愛人関係にある男という線が出てきた。しかし、二人には完全なアリバイがある。そんな中、男の新妻もまた保険金をかけられ殺された。刑事、財布、探偵、被害者、犯人の財布が語りだす真実とは。


財布の擬人化。
財布、一つ一つに個性があって、しかも一つ一つ言葉を変えて、読み進めるのは楽しかった。
持ち主に対しても、「主」と呼んだり「わたしの可愛い娘」と呼んだり。個人的に、「私の探偵」という呼びかけが、財布の癖に偉そうで素敵でした。

しかし、肝心のミステリーがいまいち。
犯人に持っていくまでの過程は丁寧だけども、いきなり犯人を作りたてられた、というのが正直な感想。最初が丁寧なだけに、最後の動きの粗が目立つ。
文章が臨場感よりも、静寂の中こんこんと進めるタイプなせいか、盛り上がりに欠けるのかもしれない。宮部作品、面白いのに、のりきれないのは、文章が落ち着いているからかも…


[ネタバレ]
犯人は、愛人二人が頼んだ、第三者のサイコさん。被害者の遺留品を戦利品として奪っていく点で、サイコさんの犯行を示唆。しかし、あまりに弱い。
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【2005/11/16 13:58 】 | 宮部作品 | コメント(0) | トラックバック(1) | page top↑
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「長い長い殺人」
宮部みゆきの「長い長い殺人」を読みました。 金は天下のまわりもの。財布の中で現金 はぐれ雲【2005/12/08 01:32】
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