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眠り姫
ダニエル・キイス著「眠り姫」
秋津知子訳



突然眠ってしまう原因不明の睡眠障害のキャロルの娘のエレナが、ボーイフレンドとともに死体で発見された。キャロルは催眠治療中に、眠ったまま「二人を殺したのは夫のロジャーだ」と証言をする。それが決め手となりロジャーは、死刑を宣告される。
服役中にロジャーは死刑を受け入れられるだけの精神状態にないと判断されてしまった。精神科医アイリーンは、ロジャーが、死刑を受けられる精神状態になるように、治療することになる。しかし治療が進めば、死刑に近づくというジレンマにアイリーンは悩む。そして悩むアイリーンに、ロジャーは妻のキャロルをかばっているのだけで、殺人を犯していないという情報がもたらされる。
そんな中、ロジャーの刑の執行の日取りが決まった。

冒頭から、キャロルが殺人を犯したのはわかっているので、こう…誤認逮捕が一番いけないんじゃないの?みたいな…
なんかね~警察のお偉いさんが、小さい頃からキャロルのこと好きでね、一人の警官に特権与えてまで、調査に当たらせるのだけど…違法捜査しすぎで、証拠にならないよね、ソレ、みたいな。
物語が、死刑に向かう無実の男の、妻への絶対的愛と、医者としてどう死に向かうかを重視して描かれてるせいか、推理まではちょっと手が回らなかったのかな…というか。
刑事さんが、空き巣したら、全部出てきちゃったコレ!みたいな。
主人公の精神科医と、推理をする人間がまったく別なので、物語がぶつぶつと途切れる感じがします。

ただ、眠り姫の童話をベースにしているのが、最後するすると解けて、殺人の動機も心理学から離れない姿勢には感服。真犯人を追い詰めるのと、ロジャーの死刑執行の時間が押し迫っているのも、ポイント高し。

[ネタバレ]
真犯人は、キャロルの主治医。エリカとそのボーイフレンドは、昔睡眠治療に来たキャロルにレイプして生ませた娘で、ボーイフレンドもまた別の被害者の息子だった。
異父兄弟である二人のDNA鑑定で、自分の犯罪がばれるのを恐れ、そして自分の過去のトラウマから、キャロルに暗示にかけて殺した、というものでした。
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【2005/11/02 10:54 】 | 推理小説 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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