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むかし僕が死んだ家
東野圭吾著「むかし僕が死んだ家」



幼児期の記憶が完全に欠落している別れた恋人に頼まれて、主人公は元彼女「沙也加」の亡くなった父が秘密を隠していると思われる「灰色の家」に向かった。
そこで、少年の日記・同じ時刻で停止している時計・冷蔵庫に残された缶詰など、奇妙な記憶への鍵を見つける。
この家に隠された彼女の記憶とは…
生活感が無いにも関わらず、生活感があるように装われた家。入り口には硬く鍵が閉められ、入り口は家に繋がった納屋から、という徹底した密封空間。
閉じ込められた空気が重くのしかかってくる作品。

主人公自身が、家族というものへの隔たりを感じており、それが子供を愛せないと嘆く沙也加の代弁となり、醸し出される雰囲気は東野さんの旨さを感じます。しかも、言葉足らずの子供の日記から推測を進めるもどかしさ。焦らされますね。

妹を虐待する父を殺そうと少年が計画した火事によって、本当の沙也加と少年が死に、生き残った少年の妹が「沙也加」となった。しかし個人的に「沙也加」の父が、「墓」参りに通っていたことが一番切なく思いました。
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【2006/08/05 01:04 】 | 東野作品 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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